午前中は月城原発、午後は漁師強制北送…韓国検察、大統領記録館で立て続けに家宅捜索

午前中は月城原発、午後は漁師強制北送…韓国検察、大統領記録館で立て続けに家宅捜索

 脱北漁師強制送還事件を捜査している韓国検察が19日、大統領記録館を家宅捜索した。同事件を捜査中のソウル中央地検公共捜査3部(李俊範〈イ・ジュンボム〉部長検事)は同日午後、世宗市の大統領記録館へ検事や捜査官などを送り、関連資料の確保を進めていることが分かった。

 韓国検察は、2019年11月に当時の文在寅(ムン・ジェイン)政権の国家情報院(韓国の情報機関。国情院)などが脱北漁師2人の合同調査を法的根拠なく早期に終了させ、亡命の意思があったにもかかわらず北朝鮮へ強制送還した疑いがあるとして捜査している。

 今回の家宅捜索では、当時の青瓦台(韓国大統領府)の意思決定プロセスが記録された文書を選別して閲覧する形で捜査が行われるものとみられる。

 韓国検察は先月13日、国情院を家宅捜索して関連資料を確保した。また最近、国情院職員の事情聴取で「漁師たちに対する合同調査が進んでいる途中、強制送還の指示が突然下されて戸惑った」という趣旨の供述を確保したといわれている。

 一方、文在寅政権の「月城原発1号機早期閉鎖の経済性ねつ造」容疑を捜査中の大田地検刑事4部(金泰勲〈キム・テフン〉部長検事)も同日午前、大統領記録館の家宅捜索に着手した。当時、文在寅政権の青瓦台が月城原発1号機を早期閉鎖する過程でどのような意思決定を下し、この過程に違法な点がなかったかどうか確認するという観点からのものと伝えられている。

ヤン・ウンギョン記者

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