韓国検察、野党中堅議員の側近を家宅捜索…数億ウォンの収賄疑惑

韓国検察、野党中堅議員の側近を家宅捜索…数億ウォンの収賄疑惑

 韓国野党「共に民主党」に所属する中堅議員の側近の男(59)による数億ウォン(数千億円)規模の違法収賄疑惑と関連して、検察が男の住居などを家宅捜索したことが19日までに分かった。男は同党の元事務総長で、2017年の大統領選挙では当時の文在寅(ムン・ジェイン)候補の選挙対策委員会副本部長、今年の大統領選挙では李在明(イ・ジェミョン)候補の選挙対策委員会副本部長を歴任した。2016年と20年の国会議員選挙と今年3月の補欠選挙では共に民主党の推薦を受けソウル市内から出馬したが落選していた。

 本紙の取材を総合すると、ソウル中央地検反腐敗捜査2部(キム・ヨンチョル部長)と公共捜査2部(李相賢〈イ・サンヒョン〉部長)は18日、男による特定犯罪加重処罰法違反(斡旋収賄)および公職選挙法違反などの容疑と関連して、関係者の事務所や自宅などを家宅捜索したという。男は2019年から3年間、ある実業家から複数回にわたり数億ウォン(数千万円)の現金やゴルフクラブなどを受け取った疑いがある。男の家族が金品を受け取った疑惑も浮上している。

 検察は男が金品だけでなく事業で便宜を求められた疑いもあるとみている。この事件は今年3月、男に金品を提供した疑いのある実業家の元秘書が暴露し明るみに出た。これに対して反腐敗捜査2部が捜査を行っていたが、選挙管理委員会も選挙法違反容疑で男を告発したことから、公共捜査2部も捜査に加わるようになった。

 検察は家宅捜索の際に確保した証拠を分析した上で、男を被疑者として取り調べる予定だ。男の容疑に共に民主党の中堅議員が関与しているかは今のところ確認できていない。検察の関係者は「男に渡された金品が違法な請託目的で他の政治家に流れていないか確認する必要も出てきた」とコメントした。

李世永(イ・セヨン)記者

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