【8月23日付社説】金元雄と尹美香の破廉恥な不正、かばった文在寅政権も共犯だ

 国家報勲処長は金元雄(キム・ウォンウン)前光復会長(光復は、日本による支配からの解放)の不正について「光復会の不正は前政権で明らかになったはずだが、捜査が行われなかったのは政権の擁護を受けていたからだろう」と述べた。金元雄氏の横領容疑は今年1月の時点ですでに表面化したが、当時の文在寅(ムン・ジェイン)政権が捜査を行わせなかったということだ。

【写真】光復会の法人カードでかつら代を支払った疑いをもたれている金元雄氏

 金元雄氏は国家有功者の子供や孫の家族に奨学金を支給するという口実で国会内のカフェの収益金から数千万ウォン(数百万円)を横領し、個人の洋服代や散髪代、マッサージ代などに使った。しかし文在寅政権は調査をしなかった。新政権発足後に実施された監査で8億ウォン(約8200万円)規模の背任・横領容疑に加え、法人のクレジットカードから数千万ウォンを無断で使った容疑も新たに明らかになった。金元雄氏は自らの母親の偉人伝(430ページ)を白凡・金九(キム・グ)編(290ページ)よりも分量を多くし、自分が生まれた時の様子(2ページ)まで入れた。公金を使って家族の偶像化を図ったのだ。この破廉恥な不正行為に対して当時の政権は事実上目をつむっていた。

 文在寅政権は任期の5年にわたり親日を取り立てて問題視し、これを政権運営に利用した。当時与党だった野党・共に民主党の報告書には「韓日対立は選挙で有利に作用するだろう」との記載がある。この政権コードに歩調を合わせた金元雄氏は2019年の就任直後から親日を攻撃し始めた。李承晩(イ・スンマン)大統領、安益泰(アン・イクテ)先生、ペク・ソンヨプ将軍らに「親日反逆者」とレッテルを貼った。かつて民政党に所属し国会議員まで務めておきながら「大韓民国の歴代政府は反民族の親日」と発言した。秋美愛(チュ・ミエ)元長官ら当時の政府関係者には独立運動を行った家系としてさまざまな賞をばらまいた。

 政治的に中立の義務を負う光復会長が歴史的な事実まで歪曲(わいきょく)し、何度も政治的に問題を起こしたにもかかわらず、文在寅政権は一切制止しなかった。逆に文前大統領は金元雄氏のおかしな光復節記念演説に拍手を送った。共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)議員は「私の心の光復兄」と賞賛した。共に民主党の幹部らも「金元雄会長の言葉を深く心に刻みたい」と擁護に加わった。今回金元雄氏の不正行為が新たに明らかになったが、当時の文在寅政権関係者は皆口を閉ざしている。共に民主党も「公式のコメントはない」として何も言わない。

 正義記憶連帯の理事長だった尹美香(ユン・ミヒャン)議員は元慰安婦女性を利用して集めた資金で私腹を肥やしていた。この一連の事実も次々と明らかになったが、これに対しても文在寅政権は沈黙し、尹議員は今も国会議員のバッジを着けている。尹議員の除名案は国会倫理委員会では審査さえ行われていない。文在寅政権の擁護がなければこんなことは不可能だ。

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  • ▲ソウル市中区の文化駅ソウル284(旧ソウル駅)で開催された第76周年光復節慶祝式。写真は妻の金正淑(キム・ジョンスク)氏(右)、金元雄(キム・ウォンウン)前光復会長ら出席者と万歳する文在寅(ムン・ジェイン)前大統領。2021年8月15日撮影。/聯合ニュース

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