昨年の出生数100人のうち5人が双子だったという集計が出た。韓国統計庁が29日に明らかにしたところによると、昨年の出生数260万4000人のうち双子は14万人だったとのことだ。双子の割合は2020年(4.9%)を上回る5.4%で、過去最多を記録した。
双子の割合は、1990年代は1%台だったが、2002年に2%台、2012年に3%台へと上がった。そして、2018年に4%を突破し、2020年に5%を超えたものだ。
これには、出産年齢が上がるにつれて体外受精などの不妊治療を受ける夫婦・カップルが増えていることが影響しているとみられる。不妊治療では妊娠成功率を高めるため、卵巣を刺激することにより複数の卵子を排卵させるためだ。
事実、出生数における双子の割合も出産年齢が上がるにつれて高くなっていた。24歳以下の出産では2.1%にとどまったが、25-29歳で2.8%、30-34歳で4.7%、35-39歳で8.1%となっている。
キム・テジュン記者