日本の株式会社ポケモン、中国企業を提訴…「コピー製品のせいで営業損失」

 世界的な人気アニメ・ゲーム「ポケットモンスター(ポケモン)」の知的財産権を保有する日本企業・株式会社ポケモン(The Pokemon Company)が、海賊版ゲームを発売・サービス運営している中国企業を相手取り訴訟を起こした。香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が1日、報道した。

 同紙によると、中国の深セン証券取引所上場企業の「中南文化」は先月31日、公示で(株)ポケモンが中南文化など6社を相手取り中国の裁判所で訴訟を起こしたと明らかにしたという。(株)ポケモン側はさらに、これらの企業が直ちに営業を中止し、中国の大手ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で公開謝罪をするよう要求しているとのことだ。


【写真】中国で流通している「偽ポケモンGO」のキャラクターたち

 (株)ポケモン側は、これらの企業が2015年から(株)ポケモンの知的財産権を侵害して作ったモバイルゲーム「口袋妖怪(ポケットモンスターの中国語表記)」をアップル社の「App Store」や複数のAndroidアプリ市場に掲載して営業し、5億元(約102億円)の経済的損失を被ったと主張している。

 1996年に誕生したポケットモンスターは、ゲームからテレビシリーズ、さらには劇場版、キャラクターグッズまでジャンルを超えて世界的なブームを巻き起こしてきた。

 ゲームや映像など海外コンテンツの進出規制が厳しい中国では、これまで株式市場上場企業でも公然と海賊版を販売してきた。その一例として、中南文化は2015年に「口袋妖怪」を発売し、1年間で3億元(約61億円)を稼いだとのことだ。

 中国は共産党がゲーム産業を「青少年や若者たちの精神の健康を害する有害産業」と見なして強力な抑制政策を展開している。拡張現実(AR)技術を利用したゲーム「ポケモンGO」は敏感な問題となり得る地理情報との関連性を理由に中国で禁止されている。

イ・ヨンソン記者

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  • ▲中国で流通しているコピー製品の「ポケモンGO」ゲームのキャラクターたち。写真=中国のSNS「ウェイボー(微博)」より
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