尹大統領「英国民にお悔やみ」、河回村にも追悼の場…エリザベス女王死去受け

16日まで英国大使館で弔問受付
市民ら「一つの時代が終わったよう」

 韓国国内でも英国の女王エリザベス2世を追悼するムードが続いている。駐韓英国大使館ではソウル市中区にある同大使館内に記帳台を設ける。一般市民は13日から16日まで4日間、弔問することができる。

 尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は9日、駐韓英国大使官邸を弔問した。尹大統領は記帳した際、「自由と平和の守護者でいらっしゃった女王と同じ時代の時間を共有できたのはとても光栄でした。エリザベス2世女王陛下のご冥福をお祈りし、英国国民と英王室にお悔やみ申し上げます」と書いた。

 韓国の一般市民たちはインターネット上のコミュニティー・サイトなどに追悼のメッセージを掲載して女王を悼んだ。コミュニティー・サイトには「他国の女王だが、亡くなったというニュースを聞くと、一つの時代の終わりを見ているような気がする」「英国と言うとすぐに女王のことが思い浮かんだが、今後はそれほどまでに象徴的な人物がいなさそうだ」などの投稿があった。

 エリザベス2世女王が1999年に訪韓した際、訪れた慶尚北道安東市は10日、民族村「河回村」の朝鮮時代の儒学者・柳成龍(ユ・ソンリョン)の住居だった「忠孝堂」前に女王を追悼する場を設けた。追悼の場が設けられてから毎日のようにここを訪れているという河回村の住民キム・ジョンフンさん(67)は「女王訪問時、女王に誕生日祝いのお酒をさし上げて、乾杯を提案した」「その時の女王の温かく印象的な笑顔が忘れられない」と語った。安東市の関係者は「二日間で追悼の場に市民数百人が来た」と話す。慶尚北道の李轍雨(イ・チョルウ)知事は9日、英国の新国王チャールズ3世に弔電を送った。

 エリザベス2世女王は1999年4月19日から4日間、夫のフィリップ殿下と共に韓国を訪問、安東市内の河回村を訪れた。この期間中、女王は満73歳の誕生日を迎え、韓国の宮中料理が並べられた誕生日祝いの膳(ぜん)が用意された。女王の誕生日は4月21日だ。

イ・ギョンイン記者、パク・チミン記者

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  • ▲1999年、韓国を訪れたエリザベス女王。慶尚北道安東市内の民族村「河回村」では誕生日を祝う韓国の宮中料理や菓子などが用意された。写真=聯合ニュース

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