金命洙大法院長の「うそ疑惑」、1年ぶりに捜査再開

 韓国の金命洙(キム・ミョンス)大法院長が文在寅政権当時、民主党の弾劾訴追推進を理由に、林成根(イム・ソングン)高裁部長判事(当時)の辞表を受理せず、「職務怠慢」で告発された事件で、検察が1年2カ月ぶりに捜査を再開したことが14日までに明らかになった。

 本紙の取材を総合すると、ソウル中央地検刑事1部は8月7日、林成根元部長判事を参考人と呼び聴取した。検察は林元部長判事に対し、過去に金命洙大法院長を訪ねて辞表を提出した経緯、当時大法院長と交わした対話などについて聴取したという。

 金命洙大法院長は2020年5月、林成根元部長判事が胆のう切除など健康上の理由で辞表を提出しようとしたところ、「今(民主党が)弾劾しようとあんなに騒いでいるのに、私が辞表を受理をすれば国会で何を言われるだろうか」と言って拒否した。

 金命洙大法院長は「そんなことは言っていない」と否定した。しかし、林成根元部長判事が録音記録を公開し、大法院長のうそが明らかになった。その後、市民団体「法治主義を正す連帯」が、金命洙大法院長の辞表受理拒否は職務怠慢に当たるとして、検察に告発した。

 検察は昨年6月、金仁謙(キム・インギョム)法院行政処次長(当時)と林成根元部長判事から書面で事情を聴いたが、その後1年2カ月間にわたり、捜査を中断していたとされる。

表泰俊(ピョ・テジュン)記者

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