韓国株の外国人持ち株比率、13年ぶりに30%割れか

韓国株の外国人持ち株比率、13年ぶりに30%割れか

 世界的なドル高でウォンの対ドル相場が1400ウォンに迫り、韓国株式市場では外国人の資金離脱が加速している。ウォン安が進めば、外国人が韓国株に投資した資金をドルに換算する際、為替差損が生じかねないからだ。金融投資協会によると、15日現在で韓国株式市場のメーンボードに相当する有価証券市場全体の時価総額(1892兆3866億ウォン=195兆円)のうち、外国人の割合は30.36%で、2009年7月24日(30.36%)以降の13年2カ月で最低を記録した。

 有価証券市場の外国人持ち株比率は、19年末の38.15%から20年末に36.50%、21年末に33.53%と徐々に低下した。今年は8カ月で3ポイント以上低下し、30%台となった。この傾向が続けば、外国人持ち株比率は09年7月13日(29.92%)以来13年ぶりに30%を割り込む可能性が高い。

 新韓金融投資のアナリスト、ハ・ゴンヒョン氏は「短期資金が流入した国々では、過去にドル高周期を迎えるたびに外国人資本が離脱する金融不安が繰り返された」とし、「コロナ以降、資金流入が集中したアジア・欧州地域の金融市場で変動性が高まるだろう」と分析した。

 米国の株安とドル高で、7月から8月にかけて米国株を売り越した韓国の投資家が今月に入って米国株「買い」に転じたことも懸念される。韓国預託決済院によると、今月1日から16日までの期間に韓国の投資家は米国株を1億3957万ドル(約200億円)買い越した。

 KB証券のアナリスト、アン・ソウン氏は「世界の株式市場のパフォーマンスが全般的に不振の状況で、米国は相対的に安定的な市場と認識されているほか、ドルが引き続き強含むとの予想が重なり、投資家が米国株買いに乗り出しているもようだ」と話した。

 しかし、韓国の投資家による米国株買いはドル需要増大につながるため、ウォン安進行要因になる。メリッツ証券のアナリスト、ユン・ヨサム氏は「韓国の投資家による海外投資がウォン安をあおっている。海外株投資ブームが依然高まっており、ドル預金を増やす状況も目立ち、政府は金利と関係のない資本流出をチェックすべきだ」と話した。

ユン・ジンホ記者

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