尹大統領が岸田首相と略式会談、韓国大統領室「関係改善の必要性で一致」

国連総会の会場近くで30分の略式会談
「韓日首脳は北朝鮮核問題への深刻な懸念で一致」
韓日首脳の対面会談が実現するのは2年9カ月ぶり

 尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と日本の岸田文雄首相は21日(現地時間)、米ニューヨークで略式会談を行い、関係改善の必要性で一致した。韓国大統領室が明らかにした。韓日首脳による対面の会談は2年9カ月ぶりだ。

 韓国大統領室のイ・ジェミョン副報道官はこの日「韓日首脳の略式会談結果に関する書面ブリーフィング」を通じて上記の内容を伝えた。大統領室は「両首脳は懸案を解決し両国関係を改善する必要性で一致した。そのために外交当局に対話の加速化を指示し、継続して協議を進めることにした」「両首脳の疎通も継続することになった」と明らかにした。

 北朝鮮の核問題については「先日の核武力法制化や7回目の核実験の可能性など、北朝鮮の核開発に対して深刻な懸念を共有し、これに対処するため国際社会と緊密に協力することでも一致した」と説明した。

 大統領室はさらに「尹大統領と岸田首相は自由民主主義、人権、法治など相互に共有する普遍的な価値を守るため、両国が国際社会と連携していくことでも一致し、協力を進めることにした」と明らかにした。

 大統領室は「略式会談」と表現した背景について「多者会談で議題を定めずに行う方式が略式会談」と説明した。

 会談は国連総会の会場近くにあるカンファレンス・ビルで30分間行われた。岸田首相が出席する「包括的核実験禁止条約(CTBT)の首脳級会合」の会場に尹大統領が訪れる形で対面会談が実現した。

 韓日首脳による公式の対面会談は2019年12月に中国青島で開催された韓中日首脳会議の際、当時の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と安倍晋三首相が会談して以来、2年9カ月ぶりだ。

 尹大統領は今年5月に就任してから日本との関係改善に強い意欲を示してきた。尹大統領と岸田首相は6月のNATO(北大西洋条約機構)首脳会議の歓迎夕食会でも顔を合わせて対話を交わし、未来志向の韓日関係に向け努力することで一致している。今回の国連総会では両首脳による2国間会談まで実現させた。

キム・ムングァン記者

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  • ▲略式会談前に握手する尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と岸田文雄首相。21日(現地時間)撮影。/聯合ニュース

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