尹大統領「国際社会は北朝鮮に一致した対応を」、国連事務総長「韓国は素晴らしいパートナー」

 尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は20日(現地時間)、ニューヨークの国連総会で基調演説を行った後、国連のグテーレス事務総長と面談した。尹大統領は国連事務局で行われた面談で「北朝鮮の完全かつ検証可能で不可逆的な非核化、そして韓半島の持続可能な平和に向けた努力を支持してくれたことにいつも感謝している」と述べた。韓国大統領室の金恩慧(キム・ウンヘ)広報首席が伝えた。尹大統領は「北朝鮮がより良い道を選択すれば、北朝鮮への大規模投資とインフラ建設に向けた金融支援を惜しまないだろう」との考えも明らかにした。また北朝鮮の挑発行為については「国際社会が一致した声で断固たる対応ができるよう、事務総長も関心を持って支援してほしい」と求めた。

【写真】バイデン米大統領と立ち話をする尹錫悦大統領

 グテーレス事務総長は「尹大統領と大韓民国は国連を信じてほしい」「自由と平和の脅威となる挑発に対しては安保理の次元で明確な対応を取るだろう」との考えを示した。グテーレス事務総長はさらに「尹大統領の国連総会での演説を心から感銘しながら聴いた」とした上で「尹大統領の国政哲学を聞くと、今すぐ国連事務総長になっても遜色ないだろう」「韓国は国連加盟国の中で最も模範的で素晴らしいパートナーだ」と賞賛した。

 尹大統領の基調演説に対して韓国の与野党は異なった評価を下した。与党・国民の力の朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表は「自由や連帯など、本人が大切と考える価値をしっかり語ったと思う」と評した。これに対して野党・共に民主党の朴洪根(パク・ホングン)院内代表は「あまりに抽象的でどうでもよい空虚な言葉の組み合わせに過ぎなかった」と酷評した。

 尹大統領が国連総会で11分間演説している間に妻の金建希(キム・ゴンヒ)氏は会場の特別席で演説を見守り、途中で何度か拍手した。演壇から近い2列目の北朝鮮代表部の席には誰もいなかった。2018年の国連総会で当時の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が演説した際には北朝鮮代表部の2人が席に座り、演説後には拍手をした。

 尹大統領はこの日、ジム・ヨン・キム前世界銀行総裁との昼食会に出席し、北朝鮮が非核化し開放した場合、国際金融機関などが全面的に協力することで一致したという。尹大統領は夕方にはニューヨーク中心部のある宴会場で現地在住韓国人らとの懇談会に出席し、大統領選挙の公約でもある在外同胞庁設立について「今の通常国会で問題なく成立すると期待している」と述べた。

キム・ドンハ記者

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
関連フォト
1 / 1

left

  • ▲国連のグテーレス事務総長と握手する尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領。20日(現地時間)撮影。/聯合ニュース

right

あわせて読みたい