サンバンウルの贈収賄疑惑、李在明代表の側近・李華泳氏の逮捕状請求

 下着メーカー大手のサンバンウルグループを巡る不正疑惑を捜査している韓国検察当局は、開かれたウリ党(共に民主党の前身)の李華泳(イ・ファヨン)元国会議員の逮捕状を請求した。サンバンウルから賄賂を受け取った疑いだ。李華泳元議員は現在、会議・展示施設キンテックスの社長を務めており、李在明(イ・ジェミョン)民主党代表が京畿道知事に在任中、京畿道平和副知事を務めるなど李在明代表の側近として知られる。

 水原地検刑事6部は22日、サンバンウルの法人用クレジットカードを受け取り、約1億ウォン(約1000万円)を使った疑いで、李華泳元議員の逮捕状を請求したことを明らかにした。検察はまた、李華泳元議員の元補佐で法人用クレジットカード使用に関与した疑いが持たれているA氏、サンバンウル代表理事(代表取締役)を務めたB氏の逮捕状も請求された。李華泳元議員は収賄、B氏は贈賄、A氏は政治資金法違反の容疑が適用されたという。

 A氏は李華泳元議員が国会議員を務めていた当時、補佐として勤務し、その後は国会を離れ、対北朝鮮団体などで働いたという。また、李華泳元議員がサンバンウルの社外理事(社外取締役)を務めた当時、同社で一緒に働いたこともある。検察は21日、A氏を逮捕し、2日間にわたり取り調べた。

 李華泳元議員は2017年3月からサンバンウルの社外理事を務め、18年6月に李在明代表が京畿道知事に当選すると辞任。その後、18年8月から20年1月にかけ、京畿道平和副知事を務め、20年8月京畿道が33.3%を出資するキンテックスの社長に就任した。

 検察は李華泳元議員が平和副知事などの公職にありながらサンバンウルの法人用クレジットカードを受け取り、毎月数百万ウォンを使用していたことをつかみ。今月7日に自宅と事務室などを捜索した。検察はまた、18日に李華泳元議員に出頭を求め、約6時間にわたり事情を聴いた。

 李華泳元議員は19年1月からサンバンウルの法人用クレジットカードを使用したが、李在明代表の過去の選挙法違反事件の弁護士費用をサンバンウルが肩代わりしたとされる疑惑が浮上した直後の昨年9月からカード使用を取りやめたという。

 一方、検察は昨年の大統領選当時、李在明代表が弁護士費用肩代わり疑惑を否定したことが虚偽事実公表に当たるとする公職選挙法違反容疑については、同法の公訴時効(6カ月)成立を控え、不起訴としたが、実際に肩代わりが行われたかどうかを確認する「本筋」の捜査は継続している。

ソン・ウォンヒョン記者

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  • ▲写真=李華泳キンテックス社/NEWSIS

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