韓米通貨スワップは不要 現時点での要請は副作用招く=韓国中銀総裁

韓米通貨スワップは不要 現時点での要請は副作用招く=韓国中銀総裁

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は26日、国会企画財政委員会の全体会議で、米国と通貨交換(スワップ)協定の締結を推進しているのかについて、「米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が話しているように『情報交換』があるということはお伝えできる状況」と説明した。

 李氏は「FRBには通貨スワップ(締結のための)内部基準がある。グローバルドル市場で流動性不足の問題がある時、それ(スワップ)を検討することになっている。2度の(韓米間の)通貨スワップも、わが国とだけ締結したのではなく、ドルの流動性が足りない時、9カ国と同時に締結した。FRBが(ドルの流動性など条件が合っているか)モニタリングしている」と述べた。

 両国が通貨スワップに関連した協議を進めているというよりは、FRBがドルの流動性などを調べ、このような情報を韓国と緊密に共有しているという意味と受け止められる。

 また李氏は、現時点では通貨スワップは必要ない状況だが、不安な国民がスワップ協定締結を求めているとし、「FRBの(通貨スワップ締結の)前提条件に合っている時に協議するのは良いが、まるで韓国に何か問題があるかのように(条件に合っていない時期に)協定締結を求めれば、かえって副作用があり、低姿勢になりかねない」と強調した。

 李氏はこの日、政策金利の引き上げ幅について、FRBの政策金利見通しが韓国銀行の予想より高いなど、0.25%ずつ引き上げる基調の前提条件が変わったとし、大幅利上げの可能性を示唆した。

 物価については、「10月がピークと予想するが、ウォン安で(物価)下落の速度が遅くなりそうだ」と見通した。

 また「今後の物価は為替レート、主要先進国の景気状況などに影響を受けると思われるが、少なくとも来年上半期までは5%前後の高い水準が維持されるだろう」と予想した。

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