城南FC後援金疑惑、ネイバー・車病院を捜索

城南FC後援金疑惑、ネイバー・車病院を捜索

 韓国のプロサッカーチーム「城南FC」に対する後援金疑惑を捜査している水原地検城南支庁は26日、城南FCに後援金を拠出したネイバー、盆唐車病院など約10カ所を捜索した。

 疑惑は共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表が城南市長だった2015年から17年にかけ、斗山建設、ネイバー、車病院、農協、現代百貨店、アルファドームシティーなど6社に対し、李代表自身がオーナーを務めていた城南FCに総額160億ウォン(約16億2000万円)余りを後援金・広告費として負担させ、企業に建築許認可、土地用途変更など便宜を図ったとされるものだ。

【表】韓国検察・警察が捜査している李在明代表関連の事件

 疑惑は18年に告発され、3年3カ月後の昨年9月に警察が嫌疑なしとしたが、告発人の異議申し立てで補完捜査が進められた。警察は今月13日、李代表と斗山建設前代表理事を第三者供賄の疑いで検察に送検した。城南市長だった李代表が斗山建設から盆唐区亭子洞の土地用途変更を巡る請託を受け、賄賂となる55億ウォンを城南FCに支払わせたと判断したものだ。警察は当時、他社については嫌疑なしとした。

 しかし、検察がネイバー、車病院などを捜索したことで、法曹界からは「検察が城南FC疑惑について、事実上全面再捜査に着手した」との声が聞かれる。

 ネイバーは15から16年にかけ、李代表の側近として知られた諸閏景(チェ・ユンギョン)元国会議員が運営する社団法人「希望の暮らし(ヒマンサルリム)」を通じ、39億ウォンを城南FCに拠出した。希望の暮らしは当時、城南市と低所得層の借金減免プロジェクトを推進する非営利団体「ジュビリー銀行」を設立し、李代表が共同銀行長、チェ元議員が常任理事を務めていた。城南FCはネイバーの支援を受け、選手のユニフォームにジュビリー銀行の広報フレーズを入れたという。ネイバーはその後、城南市から第2社屋(盆唐区亭子洞)の建築許可を受けた。 検察による今回の捜索対象にジュビリー銀行も含まれた。

 盆唐車病院は城南FCに後援金33億ウォンを拠出し、その後、車病院が建っている盆唐区野塔洞の盆唐警察署跡地の容積率変更などの優遇を受けた疑いが持たれている。

 そのほか、農協(36億ウォン)、現代百貨店(5億ウォン)、アルファドームシティー(5億5000万ウォン)も城南FCへの後援金を巡る優遇疑惑が浮上している。

イ・セヨン記者

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
関連フォト
1 / 1

left

  • 城南FC後援金疑惑、ネイバー・車病院を捜索

right

あわせて読みたい