尹大統領の「暴言」、報道解禁前に流布したのは共に民主党議員の補佐だった

2020年まで「オーマイニュース」記者として活動
「文章の内容は『チラシ』で見たもの…MBCからはもらっていない」
「捜査されるかもしれないが、私はiPhoneでパスワードも分からない」

尹大統領の「暴言」、報道解禁前に流布したのは共に民主党議員の補佐だった

 尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の米ニューヨーク発言にMBCが問題となる字幕を付けて初めて報道する30分前、インターネット・コミュニティー・サイトに字幕と同じ内容の文章を投稿した人物が、新たな投稿で自身のことを「共に民主党議員補佐」だと名乗った。そう言いながらも、エンバーゴ(特定時点まで報道を猶予する取り決め)解除前に大統領発言を知って拡散させた経緯については、「自分もいわゆる『チラシ(ゴシップ情報誌)』を見ただけで、MBC記者を通じて知ったわけではない」と主張した。

【写真】共に民主党議員補佐「朝鮮日報に登場したDPおじさんです」

 26日午後、ネット・コミュニティー・サイト「DVDプライム」に、「朝鮮日報に登場したDPおじさんです」というタイトルの文章が投稿された。本紙電子版が「『我々の映像にとらえられた』MBC字幕と同じ文、放送30分前に飛び交う」という記事を報道してから2時間半後のことだった。

 「あの冬○○」と名乗る投稿者A氏は「IDとニックネームで少し検索すれば私の身元がすぐに分かるだろう」「何かものすごい特ダネであるかのように書かれている気がするので、先に話しておく」「10年と少しの間、記者をしていた。政治部に長年いて、青瓦台(大統領府)担当記者も務めた」「今は共に民主党議員の補佐だ」と明かした。事実、A氏はかつてニュースサイト「オーマイニュース」で記者として活動していたことが確認された。

 A氏はさらに経緯を説明する文章で、自身に情報を教えたり、確認してくれたりした人の中に「MBCの記者はいなかった」と繰り返し強調している。

 A氏は「初めて大統領発言のチラシを受け取ったのは(22日午前)8時50分ごろだった」「その後、さらに5件ほど受け取ったが、その中にMBCの記者はいなかった」「あまりにも衝撃的な内容だったので、あちこちでクロスチェックした」「私がその時間に知るくらいだったなら、国会やその周辺にいる人ならみんな知っていたとみるべきだ。何人かの親しい記者に伝えるほどだった」と述べた。その上で、「もちろんその中にもMBCの記者はいなかった」と付け加えた。

 A氏は、MBC報道が出る前の22日午前9時18分、自身が「ひとまずMBCは放送するそうだ」と書いた経緯についても釈明した。A氏は「複数のメディアがエンバーゴ前から報道を準備していた」「MBCが報道するという話を聞いてコメントを書き込み、その後KBSもYTNも報道するという話も聞いたが、あえてコメントを付けなかった」と書いた。しかし、正確に誰から聞いたかは明らかにしなかった。

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