朝鮮王朝時代の役人の墓誌 日本から戻る=重要な史料に

【ソウル聯合ニュース】韓国の文化財庁と国外所在文化財財団は28日、日本に持ち込まれ取引されていた朝鮮王朝時代の墓誌2点が韓国に戻ったと発表した。日本在住の韓国人事業家が購入し、それぞれの一族に寄贈した。

 墓誌は亡くなった人の生前の業績などを記した石板や磁器板のことで、朝鮮王朝時代はひつぎと一緒に埋葬する風習があった。

 韓国に戻った墓誌のうち1点は1692年生まれの官吏のもので、全5枚が完全な形で残っている。史料的な価値が高いとされる。もう1点は1595年生まれの武官の墓誌で、朝鮮の辺境地域に配備された武官の生活をうかがう史料になる。

 東京で古美術品を取り扱っている韓国人実業家は昨年、日本の市場で朝鮮王朝時代のものと推定される墓誌が取引されることを知り、「当然、韓国に戻すべき遺物」と考えて買い取り、それぞれの一族に寄贈の意向を伝えた。

 両家は遺物を役立ててもらいたいと寄託を決めた。記録文化遺産専門の研究機関、韓国国学振興院で朝鮮王朝時代史を伝える重要な資料として活用する予定だ。

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  • ▲朝鮮王朝時代の官吏の墓誌(文化財庁、国外所在文化財財団提供)=(聯合ニュース)

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