SKオン、豪州産リチウムの供給契約

SKオン、豪州産リチウムの供給契約

 韓国の電池メーカー、SKオンは29日、オーストラリアのリチウム企業、グローバルリチウムと同社が所有・開発中の鉱山で生産するリチウム精鉱の供給を受ける覚書を交わしたと発表した。SKオンはグローバルリチウムが推進中の生産プロジェクトで権益を取得する機会も得る。オーストラリアは世界最大のリチウム生産国であり、ニッケル、コバルトなど電池に必要な他の鉱物の主要生産国でもある。

 グローバルリチウムは現在、オーストラリア国内の鉱山2カ所で大規模なリチウム精鉱開発を進めている。リチウム埋蔵量は50万トンと推定される。SKオン関係者は「オーストラリアは米国とも自由貿易協定(FTA)を結んでおり、電池材料を巡る追加的な事業機会が豊富にある。グローバルリチウムと採掘、リチウム中間材生産なども模索する予定だ」と話した。

 韓国の電池業界は最近、米国の「インフレ抑制法(IRA)」施行と急増する電気自動車(EV)向け電池需要に対応し、材料のサプライチェーン(供給網)を強化している。ポスコホールディングスは今年3月、リチウム確保のため、アルゼンチンの塩湖に40億ドル(約5780億円)を投資することを決めた。LGエナジーソリューションは米コンパスミネラルズと炭酸・水酸化リチウムの大口供給契約を結んだ。ニッケル埋蔵量世界1位のインドネシアでは、LG化学、LXインターナショナルなどが150億ドル規模のプロジェクトを進行中だ。

カン・ダウン記者

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