韓国最大野党「独島近海まで日本の艦艇を呼んだ」、与党「独島から185キロ離れた公海」

 韓国野党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表は今月6日、韓国海軍と米国海軍、そして日本の海上自衛隊が東海で連合訓練を行ったことについて「国防惨事」と批判し、これを受けて同党も攻勢を強めて李代表を後押しした。共に民主党の金宜謙(キム・ウィギョム)スポークスマンは7日「旭日旗を掲げた日本の自衛隊艦艇を独島近くまで呼ぶ必要があったのか」「日本の自衛隊を正式な軍隊として認めるのか」などと指摘した。韓米連合司令部で副司令官を務めた同党の金炳周(キム・ビョンジュ)議員は「(連合訓練により)韓米日同盟へと一気に進む」「日本の戦力に大韓民国がもてあそばれる」と主張した。文在寅(ムン・ジェイン)前政権当時の青瓦台(韓国大統領府)で民情秘書官を務めた金永培(キム・ヨンベ)議員は「訓練は米日首脳の電話会談後に行われた」とした上で「大韓民国は何の意思表示もできず『パッシング』され、指示に従っているだけなのではないか」と批判した。今回の3カ国連合訓練について「韓国政府の同意なしに行われた」と主張しているのだ。

 これに対して韓国与党・国民の力の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)非常対策委員長は7日「『親日外交』という言葉なら聞いたことはあるが、『親日国防』は初めて聞いた」として「韓日ワールドカップを共同で開催し、日本にサッカーの試合を観戦しに行った金大中(キム・デジュン)大統領は土着倭寇で、自衛隊と海上訓練を行い交流を認めた盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は親日大統領ではないか」と反論した。韓国軍合同参謀次長を務めた国民の力の申源湜(シン・ウォンシク)議員は「北朝鮮は米国と日本が大韓民国を支援できないようにさせ、核を持たない大韓民国と1対1対決の構図を築き、韓国を屈服させようとしている」「韓米日訓練をやれば大韓民国が最も得する」と主張した。韓国陸軍で教育司令官を務めた韓起鎬(ハン・ギホ)議員も「韓米日同盟の問題ではなく、韓国にとっても日本と米国にとっても敵になる北朝鮮に対して公海上で協力し対応する訓練だ」「訓練の何が間違っているのか」と反論した。

 国民の力政策委員会の成一鍾(ソン・イルジョン)議長は共に民主党の主張の中で事実関係に反する点を項目別に取り上げて反論した。たとえば「訓練海域は独島周辺」との主張に対しては「独島から185キロ離れており、(韓国の領海ではなく公海のため)国際的に潜水艦や艦艇などが往来できる海域だ」と説明した。成議長はさらに「北朝鮮がたびたび出没する海域が東海であるため、東海で3カ国の訓練が行われた」「東海で訓練を行えば自衛隊を正式な軍隊と認めることになり、南海でやれば認めないことになるのか」とも指摘した。李代表が「過去には訓練を行う場合でも済州島の南側で行った」と主張したことへの反論だ。

キム・ギョンピル記者

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