日本が入国制限を緩和、金浦空港に11日未明から旅行客の行列

日本へのビザなし観光旅行、2年半ぶりに再開

 新型コロナウイルス流行で中止されていた日本への査証免除(ビザなし)観光旅行が再開された11日早朝。仁川国際空港第1ターミナルにあるアシアナ航空搭乗手続きカウンターには長蛇の列ができた。午前8時45分に出発する大阪行きの便を利用する乗客たちだ。ほかの航空便のカウンターが閑散としていたのとは違い、スタンション(仕切り棒)でつながれたベルトに沿って乗客が並んでいた。

【写真】金浦国際空港アシアナ航空カウンター前の行列

 同日午前、大阪行きの飛行機に乗った会社員イさん(32)はビザなし旅行再開初日に合わせて休暇の日程を組んだという。ある格安航空会社(LCC)で65万ウォン(約6万6000円)の航空券を購入したイさんは「ビザなし旅行再開初日に合わせて予約したからチケット代が高いが、チャンスを逃せないと思った」「3回目を接種したというCOOV(韓国疾病管理庁による新型コロナワクチン電子予防接種証明書アプリ)さえ見せれば出国が可能で、入国後の検査もなくなったので、新型コロナ前に戻った感じ」と言った。この日、空港には日本に向かう韓国人観光客を取材しようと日本の報道陣も集まっていた。

 同日午後、成田国際空港第1旅客ターミナルの入国ロビーは「日本到着記念ショット」を撮影する人々でにぎわった。ソウル・台湾・アラブ首長国連邦のアブダビ・フィリピンのマニラ、米ヒューストンなど世界各国から来た観光客たちが集まり、空港バスの切符売り場は30メートル以上も列ができただけでなく、外国人のみ購入可能な鉄道利用券「JRパス」の切符売り場も行列が売り場の外まで続いた。ソウルから来たハンさん(28)は「日本に来る人があまりにも多くて、飛行機が着陸してから入国手続きを終えるまで約1時間かかった」と言った。

■金浦-羽田路線2倍増、円安も重なる

 先月23日に日本政府が短期滞在者のビザ免除措置再開を発表して以降、旅行の準備をしてきた観光客たちは、再開初日だった11日の第1便から押し寄せた。旅行関連のインターネット・コミュニティー・サイトには、この日最も早い日本行きの便だった「午前8時発の大阪行きLCC・ティーウェイ航空に搭乗した」という投稿をはじめ、日本入国手続きに関する投稿が相次いだ。

 韓国の航空・旅行業界では11月から日本への出国が激増すると予想している。秋の紅葉や冬の温泉観光などの需要増加を航空路線増便が支えるためだ。国土交通部は今月30日から金浦-羽田路線の運航回数をこれまでの週28回から週56回へと2倍に増便することを11日に発表した。LCC・フライ江原の襄陽-成田路線(10月30日から)、ティーウェイ航空の大邱-福岡路線(11月11日から)など、地方空港出発路線も増えている。これに加えて、今年初め100円=1030ウォン台だった円・ウォンレートが最近は100円=980ウォン前後と円安になっていることも日本観光の需要を後押ししている。

前のページ 1 | 2 次のページ
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
関連フォト
1 / 1

left

  • ▲11日午前、金浦国際空港のアシアナ航空国際線カウンター。写真=キム・ジホ記者

right

あわせて読みたい