「国民打者」イ・スンヨプが韓国プロ野球・斗山ベアーズの監督に就任する。1年目の監督としては最高額となる3年・18億ウォン(約1億8600万円、契約金3億ウォン=約3100万円、年俸5億ウォン=約5200万円)という契約だ。
斗山は14日、「イ・スンヨプ氏を斗山ベアーズ第11代監督に選任した」と発表した。イ・スンヨプは韓国最高の打者として活躍した。韓国プロ野球委員会(KBO)リーグのみで467本塁打を記録、日本プロ野球時代を含めた韓日通算本塁打数は626本だ。通算本塁打数1位、1シーズン最多本塁打(2003年・56本)という記録も持っている。
イ・スンヨプは2017年のシーズンを最後に引退したが、韓国の野球をそばで見守ってきた。解説者はもちろん、KBO広報大使や技術委員を務めたほか、最近では野球バラエティー番組に監督として出演したりもした。
斗山は韓国シリーズに7年間連続で進出してきたが、今年は9位と振るわなかった。
ユン・ジヌ記者