【ルポ】「3年ぶりの東京へ」…ビザなし日本旅行解禁後初の週末、韓国の空港は大混雑

「3年ぶりの日本旅行です。有給を取って4泊5日の日程で大阪と京都に滞在する予定です。飛行機を待ちながら空港の滑走路を見つめているだけでわくわくします」(30代のサラリーマン)

 日本政府が今月11日にノービザ入国を許可してから最初の週末となる14日朝、ソウル市江西区の金浦空港国際線の出国ゲート前には東京に向かう航空機の搭乗手続きを待つ乗客たちが長い列を作っていた。この日、金浦空港から羽田に向かった旅行客は1004人いたとみられる。

【写真】再び日本旅行へ…金浦国際空港のアシアナ航空カウンターに並ぶ搭乗客たち

 出国ゲート前でスマートフォンの地図アプリを見ていた会社員のパクさんは「以前から日本旅行を計画していたが、コロナの期間は行けなかった。新型コロナウイルスの感染が再び拡大すれば、いつまた飛行機がストップするか分からないと思い、価格も見ずにチケットを予約した」「SNS(交流サイト)で目をつけた飲食店全てに行くため5日間あった有給を全て使った」と笑顔で語った。

 日本政府は今月11日の月曜日から韓国など68の国と地域を対象にノービザ入国を再開したが、これにより韓国人も回数に制限なく最大90日間日本に滞在できるようになった。日本が韓国人を対象にノービザ入国を再開するのは約2年7カ月ぶりだ。

 同じ時間に仁川市中区の仁川国際空港もあちこちで乗客が列を作り、日本行きの航空機に搭乗するため待機していた。この日、仁川国際空港から日本の福岡、関西、名古屋、成田などに向かう航空機は合計31便だった。

 仁川空港で取材に応じたチェ・ジェホさん(27)はガールフレンドのイ・ヒョンジュさん(26)と関西行きの飛行機に乗るため朝から空港にやって来た。チェさんは「今日から2泊3日の日程で大阪を旅行するためガールフレンドと有給を取った。時間に余裕がないので一日は大阪市内を回り、もう一日はユニバーサルスタジオなどに行く予定だ。コロナ前は日本によく行っていたが、今回は久しぶりに旅行できてうれしい」と語った。

 日本へのノービザ入国が認められたことを受け、今週日本を訪れた旅行客は先週に比べて一気に増えた。この日仁川国際空港の説明によると、今週月曜日から木曜日まで仁川空港から日本に向かった人の数は1万7818人で、先週の8555人に比べて2倍以上増えた。金浦空港も先週日本に行った人の数は2361人だったが、今週は3780人と1419人増えた。

 航空業界の関係者によると、今週末を含め10月の日本行き航空チケットは予約がすでに終わった状態だという。ティーウェイ航空ではこの日の日本路線搭乗率は95%以上と予想され、10月は残りの期間も90%以上の予約率になっている。大韓航空、アシアナ航空、済州航空なども今月16日までの日本行きのチケットはほぼ満席のようだ。

 業界は今後日本行きの運航を増やす計画だ。仁川国際空港は航空会社の日程に合わせ運航時間の申請をより多く受け付ける予定だという。この日仁川国際空港の関係者によると、10月23日から29日までは221回、30日から来月5日までは335回の運航が予定されているそうだ。韓国国土交通部(省に相当)は「金浦-羽田路線を今月末に週28回から56回へと2倍に増やす計画」と発表した。

ユン・イェウォン記者、キム・ミンソ記者

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
関連フォト
1 / 1

left

  • ▲仁川市中区の仁川国際空港を訪れた旅行客。大阪行き航空機の搭乗手続きのため列を作って並んでいる。14日午前9時50分ごろ撮影。/ユン・イェウォン記者

right

あわせて読みたい