【コラム】共に民主・李在明代表の「親日国防」扇動、道理をわきまえない安全保障観を自白

有事の際における増援軍の迅速な配備は、後方基地である日本なしには不可能
日本との軍事協力の拒否は同盟負担を負わないという意味
80年代の被害妄想史観が国の安全まで危うくしている

 ウクライナ問題を見ていて、米国と同じ側にいることがどれほど大きな幸せであるかを切に感じるようになった。ロシアの一撃に耐えられそうもないと見えたウクライナが予想外に善戦しているのは、米国の装備や情報のおかげだ。韓国の立場は、ウクライナよりもはるかに堅固だ。米軍が2万8000人も駐屯して守ってくれている同盟国だ。日本5万2000人、ドイツ3万6000人に続き、世界で3番目に多い。しかも、2万8000人で終わりではない。韓国が侵略されたら、その数倍の増援軍が韓半島に駆け付けることになっている。その実効性を担保してくれるのが日本という後方基地だ。

【表】「韓米日共同訓練は適切だと思うか」アンケート結果

 6・25戦争のとき、米軍が釜山に到着したのは、南侵から6日後の7月1日だった。1万キロ離れた米国西部から出発していたらとても無理だった。日本に駐屯していた第24師団の中で、最も早く召集された第21歩兵連隊第1大隊を投入した。大隊長の名前を取って「スミス支隊」と呼ばれた同部隊は装備も訓練も不十分で、苦戦した。しかし、米軍が韓半島に登場したことで北朝鮮は緊張し、戦列を再整備した。マッカーサー司令官は「スミス支隊の早期投入で10日間という時間を稼いだ」と分析した。

 安保理決議84号に基づいて朝鮮国連軍司令部が東京に創設され、戦争の間ずっと韓半島の防衛を指揮した。1957年に国連軍司令部がソウルに移転したのに伴い、東京には国連軍後方司令部(UNC REAR)が新たに作られた。現在も、ごく少数の人員が勤務している。韓半島有事の際にソウルの国連軍司令部が在日米軍を動員できる法的根拠として残されたのだ。

 2002年に沖縄を訪問した韓国外交部(省に相当)の関係者は、那覇軍港の近くに2000万平方メートルを超える土地がさびた鉄条網に囲まれて放置されているのを見ていぶかしがった。「なぜこの土地を遊ばせているのか」と尋ねたら、日本政府の関係者は「韓国で戦争が起きた場合に米国から空輸されてくる増援軍の1次集結地として使われる土地」と説明したという。

 革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表は少し前、海上で実施された韓米日合同訓練について「極端な親日国防」というフレームを当てがった。旭日旗、自衛隊、独島といった揮発性の高い単語を動員した。近いうちに韓国の領土で日本の軍靴の音が大きく聞こえるかのように脅かした。日本の軍国主義の亡霊がよみがえっているという意味だ。それなら日本は、韓国と違って軍事協力を喜び、積極性を見せているべきだが、果たしてそうか。


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