文前大統領、金正恩氏から贈られた犬を既に手放した…政府関係者が動物病院へ移送

文前大統領、金正恩氏から贈られた犬を既に手放した…政府関係者が動物病院へ移送

 文在寅(ムン・ジェイン)前大統領が、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長から贈られて自宅で飼っていた北朝鮮原産の犬「豊山犬」2匹を、8日に手放したことが分かった。文前大統領は慶尚南道梁山市内の私邸で犬2匹を飼い続けていたが、犬の管理費をめぐる予算支援で新政権と折り合いがつかず、犬を国に返還する意向を示していた。

 チョソン・ドットコムの取材を総合すると、大統領記録館の関係者らは同日、文前大統領から連絡を受けて慶尚南道梁山市の私邸を訪問。豊山犬「コミ」「ソンガンイ」の引き渡し手続きを行い、すぐに大邱市内の慶北大病院系列の動物病院に移送したという。2匹は病院で数日にわたり検診を受け、委託機関に移送される見通しだ。過去の大統領たちが在任期間に贈られた動物は、ほとんどがソウル大公園で委託管理された。

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 韓国政府の関係者は「前例に従って処理する予定」と話した。

 文前大統領側は7日、豊山犬2匹を大統領記録館に返還する意向を明らかにした。犬の管理費の予算支援に関する大統領記録物法の施行令改正が円滑に進んでいないという理由からだ。

 文前大統領は任期最終日、自身が任命した大統領記録館長との間で、犬の管理費について支援を受ける協約を結んだ。しかし、費用が月250万ウォン(約26万円)に上るため現政権から疑問が噴出し、施行令の改正が進んでいなかった。

 大統領記録館が当初作成した予算案では、えさ代が35万ウォン、医療費が15万ウォン、飼育・管理などで200万ウォン、計250万ウォンの税金が毎月支援される計画だった。これに対し「その金額を出すなら専門機関に預けて管理してもらったほうがいいのではないか」と疑問の声が上がっていた。

 大統領室はメディア向けの資料で「該当の施行令は大統領記録館の所管で、関連部処(省庁)が協議を続けており、施行令改正が完全に立ち消えになったわけではない」として「施行令の立案過程を待たずに豊山犬を大統領記録館に返還したのは、完全に文前大統領側の判断」と反論した。

チャン・サンジン記者

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