梨泰院雑踏事故:特別捜査本部、警察庁長執務室など55カ所捜索

 梨泰院雑踏事故へのずさんな対応について調べている韓国警察庁の特別捜査本部は8日、警察庁長、ソウル地方警察庁長、竜山警察署長、龍山区庁長の執務室など55ヵ所を捜索し、関係者の携帯電話45台を含む資料1万3125点を確保した。

 特別捜査本部は2日、ソウル地方警察庁の112番治安総合状況室など8カ所を捜索し、6日には李林宰(イ・イムジェ)前竜山署長らを被疑者として立件した。それに続き、捜査が警察庁長、ソウル地方警察庁長など14万人の警察組織の頂点に拡大している。8日の捜索は尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が「国民の安全を守るため、危険に備え事故を予防する警察業務の大々的な革新が必要だ」と発言した翌日のことだ。

 特別捜査本部は同日、捜査官84人を投入し、警察、消防、竜山区庁、ソウル交通公社の55カ所を一斉に捜索した。うち26カ所は警察関連の捜索だった。警察庁長やソウル地方警察庁長、竜山署長などは携帯電話も押収対象になった。特別捜査本部はソウル地方警察庁の情報部長と警備部長、112番状況室長など112番通報や集会、秩序維持・安全業務を担当した主要幹部の執務室も捜索した。特別捜査本部は警察幹部が速やかに報告を受けていたか、指令は適切だったかなどを集中的に捜査する方針だ。

 消防では梨泰院を管轄する竜山消防署など7カ所、竜山区庁では龍山区庁長執務室など19カ所、ソウル交通公社では本部と梨泰院駅など3カ所で捜索が行われた。

李海仁(イ・ヘイン)記者

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  • ▲特別捜査本部の捜査官が8日午後、ソウル市西大門区の警察庁から押収品を持ち出している。/8日、NEWSIS

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