ウクライナがヘルソンを奪還…住民は兵士らに抱きつきサインと写真を求める

ウクライナがヘルソンを奪還…住民は兵士らに抱きつきサインと写真を求める

 ウクライナが、ロシアに奪われていた南部の都市ヘルソンを8カ月ぶりに奪還した。ヘルソン市民は国旗を手に大喜びし、ウクライナ政府はロシアが破壊した主要インフラの復旧に向け努力することを約束した。

 CNNテレビ、ニューヨーク・タイムス、ワシントン・ポスト(WP)などが12日(現地時間)に報じた内容によると、この日午後にヘルソン中央広場にはウクライナ軍によるヘルソン奪還を祝うため、ウクライナ国旗を手に多くの住民が集まった。住民たちは互いに抱き合い、若者たちは車に乗ってウクライナ国旗を手に解放感を満喫した。

【動画】ウクライナがヘルソン奪還…国旗を振って歓喜する住民、兵士と抱き合う姿も

 兵士らの姿を目にした住民たちは拍手で大きく歓迎した。一部住民は兵士たちにサインや写真撮影を求めた。ワシントン・ポストは「8カ月にわたるロシアによる占領で疲弊した都市が喜びに満ちあふれた」と表現した。CNNは「ヘルソンには水もなく、インターネットもつながらず電気もほとんどないが、それでも幸福感にあふれていた」と伝えた。

 SNS(交流サイト)ではヘルソン住民とみられる高齢女性が兵士たちを歓迎する映像に注目が集まった。この高齢女性は頭にウクライナ国旗をかぶって兵士たちを出迎えた。兵士たちは片手に弾頭を持ち、もう一方の手に機関銃用の弾帯ベルトを締めて、女性の肩を抱き笑いながらカメラをみつめた。

 ウクライナは開戦直後の今年3月初めにロシアにヘルソンを奪われたが、今月11日に8カ月ぶりにヘルソンを取り戻した。ロシア国防省はこの日「ヘルソンからの撤退作戦を完了した」として退却を正式に認めた。ウクライナのゼレンスキー大統領は国民への演説で「今日は歴史的な日」として喜びを分かち合った。

 ヘルソンは取り戻したが、まだインフラの多くは破壊されたままのため住民はつらい冬を過ごさねばならない。ゼレンスキー大統領は「(ロシアの)占領者たちはヘルソンから退却する前に通信、水道、暖房、電気などあらゆるインフラを破壊した」「しかしわれわれは全てを回復させるだろう」と約束した。

キム・ソジョン記者

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