ロシアとミャンマーが接近、原発技術支援・直行便新設など多方面で協力深める

 ミャンマーの軍事政権が先日ロシアと原発技術の支援や直行便の新設に合意するなど、様々な方面でロシアと密接な関係を築いている。ミャンマー軍事政権は今も国際社会から承認を受けていない。

 ミャンマーの独立系メディア「イラワジ」などによると、ミャンマー軍事政権のミョーテインチョー科学技術相は今月18日にロシアのサンクトペテルブルクにある原子力技術センターを訪問し、ミャンマー最大都市ヤンゴンにロシアと同じような原子力研究施設を設立する協定を締結した。これに先立ちミャンマー軍事政権トップのミンアウンフライン総司令官は今年9月にロシアのウラジオストクで開催された第7回東方経済フォーラムに出席し、ロシア国営の原発企業ロスアトムと原子力エネルギー導入に向けた協定を結んだ。これによりミャンマー軍事政権は今後数年中に小型の原子力発電所を建設する計画を進めている。

 また今月16日にはミャンマー軍代表団がモスクワを訪問し、直行便の新設でロシア政府と合意した。ヤンゴンとロシアのウラジオストク、ノボシビルスク、クラスノヤルスクを結ぶ路線で、両国は今年9月はじめから直行便開設に向け協議を続けてきた。

 ミャンマー軍は昨年2月にクーデターを起こし、アウンサン・スー・チー国家顧問や民主政府を退陣させて政権を掌握し、またロシアは今年2月にウクライナを侵攻し欧米諸国などから孤立しているが、これらをきっかけにミャンマーとロシアは一層関係を深めている。ロシアはミャンマー軍事政権を批判せず政府として承認し、ミャンマーはロシアによるウクライナ侵攻について「ロシア軍は主権を維持するために行動した」として支持している。

 今年9月にはミャンマーがロシア産の石油をルーブル決済で輸入することで合意し、ロシアの戦闘機を追加で購入するなど経済と軍事の両面で両国は協力を深めている。

ソ・ユグン記者

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