カタールW杯:前大会で韓国に敗れたドイツ、日本戦を前に「4年半待ち続けた」

 サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で日本と対戦する「戦車軍団」ことドイツ代表が、4年前に経験した韓国戦での苦い敗戦に言及した。当時の屈辱を「悲惨な出来事」と言いながらも、今回の日本戦での勝利を誓った。

 ドイツ代表のMFヨシュア・キミッヒ(バイエルン)は23日(韓国時間)、カタール・ドーハで行われた記者会見で、2018年W杯ロシア大会での韓国戦敗戦を振り返った。その上で「僕たちは悲惨な経験をし、それから4年半待ち続けた」「選手たちの勝利にかける思いはものすごい」と話した。

 ドイツに80年ぶりのグループリーグ敗退という衝撃を与えた「悲惨な」試合は、18年6月27日、韓国との対戦だった。F組最終戦となったドイツ-韓国戦は、大方の予想を覆し、韓国が2-0で勝利を収めた。2014年大会のチャンピオンでW杯通算4回優勝を誇る最強の戦車軍団ドイツを沈黙させた「カザンの奇跡」だった。

 ドイツ代表のハンジ・フリック監督も、勝利への強い意欲を見せた。特に、22日に優勝候補アルゼンチンを破ったサウジアラビアに言及し「W杯では何でも起こり得るということが分かった。(日本を)過小評価しないつもりだ」と述べた。

 しかし、日本もドイツ戦への期待は大きい。日本はドイツ・スペイン・コスタリカと共に「死の組」に入っており、難しい挑戦ではあるが、組織力と選手個人の技術が過去最高レベルだと評価されている。今回の日本代表メンバー26人のうち、欧州組は19人に上る。

 日本代表キャプテンの吉田麻也(シャルケ)は先ごろ、ドイツ・メディアとのインタビューで「日本とドイツは同じレベルのチームではない。ドイツは4回も優勝しているチーム」としながらも「勝算がないわけではない。ドイツが無敵ではないということを、4年前に韓国が示してくれた」と話した。

 吉田は前日会見でも「選手団の全員が100%準備できている。日本サッカーが大きく発展したということを見せたい」として「ドイツは最高のチームなので容易ではないが、自分たちも一生懸命に練習してきた。これからその結果を見せたい」と意気込みを語った。

 一部では、日本が勝つとの予想も出ている。英BBC所属の解説者、クリス・サットン氏は「技術的に才能のある選手たちが集まった日本を軽視するわけにはいかない」として、日本が2-1で勝利すると予想した。さらに「ドイツに気の緩みがあれば日本にチャンスが生まれる」として「E組ではスペインと日本が決勝トーナメントに進出し、ドイツが3位、コスタリカが最下位で大会を終えるだろう」との見方を示した。

 E組第1戦のドイツ-日本戦は23日午後10時から、カタール・ライヤーンのハリファ国際スタジアムで行われる。

ムン・ジヨン記者

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