韓国防衛産業 27年までに世界シェア5%超目標=政府が戦略会議

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は24日、南部・慶尚南道泗川市の韓国航空宇宙産業(KAI)で「防衛産業輸出戦略会議」を開き、2027年までに世界の防衛産業市場でシェア5%を突破し、世界4位を達成するとの目標を提示した。尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の発足後に防衛産業輸出戦略会議が開かれたのは初めて。

 この日の会議で国防部は、国際競争力を持つ優れた兵器体系の開発能力を備えるために人工知能(AI)、極超音速、合成生物学、高エネルギー、未来通信・サイバー、宇宙、無人・自動、量子物理の8大「ゲームチェンジャー」分野の技術を確保すると明らかにした。

 また、兵器を購入した国が品質に満足できるよう「ポストセールス」(販売後の管理)まで軍が主導的に乗り出す考えを示した。
 27年までに国防予算に対する研究開発(R&D)費の割合を10%以上に拡大し、26年までに有望な中小企業100社を選定、支援するなどの方策も盛り込んだ。

 このほか、産業通商資源部は「防衛産業の輸出戦略産業化」戦略と五つの推進課題を発表した。

 防衛産業の中核素材である炭素繊維複合素材など40の素材の技術開発を推進し、機械・航空・素材・部品・装備(装置や設備)分野に年間500億ウォン(約52億2700万円)を投じて3300人の人材を育成する計画だ。

 韓国の防衛産業輸出額は20年までは年間平均30億ドル(約4165億円)規模だったが、今年は170億ドルに急増し過去最高を記録した。17~21年の世界輸出市場におけるシェアは2.8%で8位だった。

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