ウクライナのエネルギー関連施設を集中攻撃…プーチンの「恐怖拡散戦略」

【NEWSIS】ロシアがウクライナのエネルギー関連施設などに集中的にミサイル攻撃を行い、ウクライナ全土で停電が発生し暗黒地帯に変貌した。

 英BBC放送やガーディアン紙などによると、23日(現地時間)のロシアによるミサイル攻撃でウクライナ全土で空襲警報が発令され、エネルギー関連施設などが破壊されたという。少なくとも6人が犠牲になったようだ。

【動画】プーチンの「恐怖拡散戦略」、エネルギー関連施設を集中攻撃

 ウクライナ軍はメッセージアプリのテレグラムを通じ「ロシアは23日に重要インフラ施設に対する大規模攻撃を行った」「67発のミサイル攻撃を受けた」と明らかにした。

 ウクライナ軍によると、67発のうち51発を迎撃し、5機の攻撃用ドローンも破壊したという。

 ウクライナ国家警察のクリメンコ長官は「今回のロシア軍による攻撃で少なくとも6人が犠牲となり、36人が負傷した」と伝えたが、実際の死傷者数はもっと多いとみられるという。

 首都のキーウだけで少なくとも3人が死亡し、11人が負傷した。犠牲者の中には17歳の少年も含まれているという。

 ザポリージャでは産婦人科病院にミサイルが落下し、新生児も犠牲になった。

 ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアに対し「人権に反する犯罪を行った」と非難した。

 ウクライナ国営原子力発電所を管理するエネルゴアトムは声明で「ロシアによる今回のミサイル攻撃でロブノ、南ウクライナ、フメルニツキの3カ所の原子力発電所で稼働がストップし、非常用電力で稼働している」と伝えた。

 ウクライナに隣接するモルドバも、ミサイル攻撃は受けていないが停電が発生した。

 冬が近づいたことでロシアはウクライナのエネルギー関連施設への攻撃を強化している。

 ウクライナの電力施設は半分以上で修理が必要な状態になっているようだ。

 ニューヨークで開催された国連安保理の緊急会合でゼレンスキー大統領は「最近のミサイル攻撃により数百万世帯で電気がストップし、気温がマイナスとなる中で暖房や水道の供給まで中断している」と伝えた。

 ゼレンスキー大統領は映像メッセージで「これはロシアによる『恐怖の公式』だ」と主張した。

 ロシアは電力施設への攻撃について「ウクライナの戦意を弱め、交渉のテーブルに引き出すため」と語ってきた。

 これに対してフランスのマクロン大統領はツイッターで「民間のインフラ施設への攻撃は戦争犯罪だ」と非難した。

キム・グァンウォン記者

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