韓国の尹徳敏駐日大使「尹大統領が年内訪日」…大統領室「年内は困難」

 韓国の尹徳敏(ユン·ドクミン)駐日大使が韓日首脳による「シャトル外交」復活に関連し、年内に尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が訪日する可能性を示唆した。しかし、大統領室はシャトル外交復活の必要性は認めながらも、「年内の訪日は難しい」とのムードだ。

 尹大使は26日、共同通信のインタビューで、北朝鮮による軍事挑発などを念頭に「国際情勢が急激に変化している」と指摘し、年内に尹錫悦大統領が訪日する可能性も排除しないとした。シャトル外交については「思ったより早いうちにできるのではないかと期待している」と述べた。尹大使はまた、「この10年間、歴史問題ばかりで対立してきた。歴史を直視しながらも、未来志向的に協力していく必要がある」と指摘した。その上で、尹大統領の訪日は「関係正常化の象徴的な出来事になる」とも語った。

 韓日首脳によるシャトル外交は、2011年12月、当時の李明博(イ・ミョンバク)大統領と野田佳彦首相が京都で会談したのを最後に事実上中断された。これに関連し、大統領室関係者は「現時点で具体的に言うべきことはない」とした。別の大統領室関係者は「シャトル外交の復活は両国関係の復元のために必要だ」としながらも「ただし条件を考えると、大統領の年内訪日は現時点で容易ではないムードだ」と話した。強制徴用被害者賠償問題など両国間の難題を解決するため、両国内における条件がもう少し整う必要があるという意味と受け止められる。

 尹大使は最大の懸案として元徴用工問題を挙げ「両国民が納得できる解決策を探るため、両国とも非常に力を入れて(協議を)やっている」と説明。解決策に対する「国民的な共感」が重要だと語った。韓日軍事情報保護協定(GSOMIA)と関連しては「国民の安全のために情報交換が必要な時期だ。破棄するどころではない」と述べた。

キム・ミョンソン記者

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  • ▲尹徳敏駐日大使/聯合ニュース

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