カタールで行われているサッカーのワールドカップ(W杯)で、H組の韓国はグループリーグ1敗1分けで崖っぷちに追い込まれた。海外のブックメーカー各社は、韓国の決勝トーナメント(T)進出の可能性は低いとみている。
韓国は28日に行われたH組第2戦のガーナ戦で、2-3で敗れた。韓国が決勝Tに進出するためには、12月3日に行われるポルトガル戦で必ず勝たなければならない。それだけではなく、同時刻に開催されるガーナ-ウルグアイ戦の結果も影響してくる。
海外ブックメーカー「ウィリアムヒル」は、H組で決勝Tに進出する可能性が高いのは、ウルグアイ、ガーナ、韓国の順だと予想した。ウルグアイが決勝Tに進出する場合の配当率は5/6(1.83倍)だ。ガーナは5/4(2.25倍)、韓国は8/1(9倍)と設定した。
別のブックメーカー「ラドブルックス」もほぼ同じ予想だ。ラドブルックスはH組の決勝T進出の配当率について、ウルグアイが10/11(1.9倍)、ガーナが6/5(2.2倍)、韓国は7/1(8倍)と設定した。ウルグアイとガーナの決勝T進出の可能性はほぼ同じで、韓国だけが相対的に低い。
ウルグアイは1敗1分けで韓国と勝敗が同じだが、得失点差で4位となっている。それでも海外のブックメーカーは、ウルグアイが決勝Tに進出する可能性が高いとみている。グループリーグ最終戦でウルグアイがガーナに勝つと予想しているからだ。
日本が属するE組の状況も似ている。現時点でE組の最下位は1敗1分けのドイツだ。それでもウィリアムヒルはE組の決勝T進出の配当率をスペイン1/500(1.002倍)、ドイツ1/5(1.2倍)、日本13/2(7.5倍)、コスタリカ8/1(9倍)と設定した。ドイツが最終戦でコスタリカを破り、スペインが日本を破れば、ドイツがグループ2位で決勝Tに進出するからだ。
オ・ギョンムク記者