「アリ」「ソラ」など韓国式の名前、北が禁止令

「チョンイル、ポクイル、タンイル、ウィソンなど革命的な名前に変えよ」と指示

 北朝鮮が住民に「アリ」「ソラ」など韓国式・外国式の名前を「チョンイル」「ポクイル」など革命的な名前に変更するよう指示した。自由アジア放送(RFA)が28日に複数の現地消息筋の話として報じた。

 咸鏡北道のある住民はRFAの取材に「先日当局が住民に『思想性のない名前は司法機関に行って修正せよ』と指示した」「先月から人民班会議では『パッチム(母音の後の子音)のない名前は全て変更せよ』との通知が相次いで行われた」などと明らかにした。金日成(キム・イルソン)・金正日(キム・ジョンイル)時代は「チュンソン(忠誠)」や「イルシムダンキョル(一心団結)」「ヒョ(孝)」などの意味を込めて「イルシム」「チュンシム」「ヒョソン」「チュンソン」などの名前がよく付けられた。とりわけ1990年代のソ連崩壊や外交的孤立など体制が危機にひんした時は「チョンポクタン(銃爆弾)」「キョルサオンウィ(決死擁衛)」から取った「チョンイル」「ポクイル」「タンイル」「ウィソン」などの名前を使うよう北朝鮮当局が奨励することもあった。

 それが2000年代に入ると住民が外部の世界と接触することで「アリ」「ソラ」「スミ」「カフィ」など女性らしく口にしやすい名前が登場し始めた。北朝鮮当局はこれらの名前を「反社会主義的」と規定し、改名を求めているという。別の消息筋は「政治的な考慮をせず付けた名前でも、罰金をちらつかせながら『革命的なものに変えよ』とあからさまに脅してくる」と伝えた。

キム・ミョンソン記者

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  • ▲金正恩(キム・ジョンウン)時代の北朝鮮で新たに生まれた三つ子に銃や爆弾を意味するチョンイル、ポクイル、タンイルという名前がつけられた。/朝鮮DB

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