野球:韓国の首位打者・李政厚、吉田正のMLB行きに「おめでとう」…来年末の米移籍に意欲

野球:韓国の首位打者・李政厚、吉田正のMLB行きに「おめでとう」…来年末の米移籍に意欲

【NEWSIS】メジャーリーグ(MLB)進出を夢見る韓国最高の打者、李政厚(イ・ジョンフ、24)=キウム=が、日本人の外野手、吉田正尚(29)=オリックス=のメジャー契約のニュースを歓迎した。

 李政厚は8日、ソウル市内のホテル・リベラ・ソウルで開催されたNUTRI D-DAY一球賞の授賞式で最高打者賞を受賞。その際に吉田の契約について「吉田は僕が多くのことを参考にしている選手。パワーがありながらも三振は少なく、四球もよく見極めて選ぶ。正確性も高い打者なので、たくさんのことを見て学ぶことができる」「代表チームの試合でも何度か対戦した」と話した。

 昨年行われた東京五輪の後、吉田とSNS(交流サイト)で「相互フォロー」の関係になったという李政厚は「連絡もし合っている。先にあちらから連絡が来て、僕が首位打者になったことを祝ってくれた。MVP(最優秀選手)を受賞したことも知っていた」として「僕もオリックスが優勝したとき、おめでとうと伝えた。来年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で会ったらバットも交換しようと言った」とエピソードを紹介した。

 李政厚は「吉田選手がいい契約を獲得してメジャーリーグに行くことになり、本当におめでとうと伝えたい」と拍手を送った。

 日本プロ野球オリックスの看板打者として活躍してきた吉田は、今シーズン終了後にポスティングシステムを通じて米国の舞台に挑戦すると宣言し、この日ボストン・レッドソックスと5年9000万ドル(約123億円)で契約を結んだ。

 吉田の契約は、来シーズン終了後にポスティング制度の利用が可能になる李政厚にとって大きな意味を持つ。

 李政厚は「アジア圏の選手がいい契約で米国に進出すること自体が意味のあること」だとして「僕も来シーズン終了後に高い評価を得られるようしっかり準備したい」と意欲を見せた。

 「来年は吉田と比べられると思うが、プレッシャーはないか」との質問には「全くない」と言い切った。

 李政厚は「僕は僕の道を行かなければならない。来年は、より正確に強く打つために、さらに実力を磨いていきたい」と強調した。

 WBCが来年3月に行われることを考慮し、来シーズンに向けて早めに準備に入るという李政厚は「まずは来年1月初めに渡米し、自主トレをする。個人トレーナーと施設はすでに探してある」と説明した。

 李政厚はまた「米国で代理人に会うことも計画している」と話し、米国進出に向けた強い意志をにじませた。

 米国進出を夢見る李政厚にとって、来年のWBCの舞台はメジャーリーグのスカウトたちの注目を集めるチャンスだ。

 しかし、李政厚は「一生懸命やる、という気持ちだけだ。全力を尽くしたい」として「父(元・中日ドラゴンズの李鍾範〈イ・ジョンボム〉現LGコーチ)のプレーしたWBCが、僕が覚えている初めての国際大会だ。そのとき、イ・スンヨプ選手(斗山ベアーズ新監督)が逆転2ランを放ったことをはっきり覚えているが、自分が成長してその舞台に立てるというのは非常に光栄なこと」と話した。

 さらに「国家代表は誰でもなれるものではない。僕の実力がある限り、ずっと国家代表としてプレーしたい」とした上で「(準決勝と決勝が行われる)米国まで絶対に行きたい」と覚悟をにじませた。

 李政厚は、サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で韓国代表がベスト16に進出したことに触れ、WBCに対する強い思いをあらためて口にした。

 李政厚は「サッカーの代表チームの選手たちは全ての試合で素晴らしい姿を見せた。劣勢と思っていた試合で勝ったのを見て、自分のチーム(キウム)を思い出した。何か通じるものを感じた。とても誇らしかった」と話した。

 「自分もあのような大舞台で実力を発揮できるだろうか、という思いが頭をよぎった」と話す李政厚は「結局、最後に浮かんだのは『できるだろう』という思いだった。今以上に頑張ってやる、と思った」と決意を口にした。

キム・ヒジュン記者

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