韓国郵政事業本部は8日、韓国が独自開発した韓国型宇宙ロケット「ヌリ号」の発射成功を記念する記念切手65万6000枚を今月16日に発行すると発表した。この記念切手には今年6月21日にヌリ号が全羅南道の羅老宇宙センター第2発射台から白い煙を出し宇宙に向かう様子が描かれている。近隣の郵便局で直接購入が可能で、インターネット郵便局(www.epost.go.kr)にアクセスして購入申請もできる。
「世の中」を意味する古語の「ヌリ」という言葉には「宇宙まで続く新しい世の中を切り開く」という意味が込められている。韓国では2010年から1.5トンの実用衛星を上空600-800キロの軌道に乗せることを目標に開発が続けられてきた。ヌリ号は今年6月の打ち上げの際には地球周回軌道に仮の衛星を送り、性能検証衛星との交信にも成功した。これにより韓国は米国、ロシア、日本、中国などに続いて実用人工衛星を自力で宇宙に飛ばした世界で7番目の国になった。
金鳳基(キム・ボンギ)記者