野球：「元中日・李鍾範の息子、李政厚がメジャー挑戦」…日本メディアが注目

　【NEWSIS】日本メディアが、韓国で今年MVPに輝いた打者、李政厚（イ・ジョンフ、24）＝キウム・ヒーローズ＝の海外進出宣言に注目している。

　日本の日刊スポーツは20日「日本プロ野球の中日ドラゴンズで活躍した李鍾範（イ・ジョンボム）の息子、李政厚が来年オフにポスティングでメジャーリーグ（MLB）に挑戦する」と報じた。

【写真】最高打者賞を受賞したキウム・ヒーローズの李政厚

　同メディアは「李政厚は韓国球界最高のオールラウンドプレイヤーと目されている。韓国プロ野球で3000打席以上に立った打者のうち最も高い打率（通算3割4分2厘）を誇る」として「李政厚は今年、打率3割4分9厘、23本塁打、113打点でリーグMVPに輝いた。今年は627打席でわずか32三振だった」と説明した。

　さらに「父の李鍾範は、1998年から2001年まで日本の中日でプレー。311試合に出場し、1095打数286安打、27本塁打、99打点、53盗塁を記録した」と紹介した。

　李政厚は19日、海外進出に挑戦する意向を球団側に伝えた。

　これを受けてキウム側は「李政厚選手の挑戦の意志を尊重する。球団も肯定的に検討するつもりだ。内部での話し合いを経て最終決定を下す予定」とコメントした。