昨年、世界の国力ランキングで韓国が6位にランクインした、と米誌「USニューズ&ワールド・レポート」が12月31日(現地時間)報じた。
USニューズ&ワールド・レポートはこの日、「2022年世界最強の国(the planet’s most powerful countries)」ランキングを発表した。これは、1万7000人の回答を基に、軍事力・経済力・外交力などを合算し、85カ国・地域を評価したもので、USニューズ&ワールド・レポートが毎年発表している。
【グラフィック】世界の国力ランキング、韓国が日本やフランス抑え6位
ランキングによると、昨年の世界の国力ランキング1位は米国だった、2位は中国、3位はロシアだった。
USニューズ&ワールド・レポートは「米国は世界で最も支配的な経済及び軍事大国」とした上で「文化的にも同様だ。音楽、映画、テレビ番組など、米国の大衆文化は世界中に広がっている」と評価した。さらに「巨大な移民の波により形成された文化的・人種的多様性を示している」と説明。ただし、「世界最強国なのにもかかわらず、米国は依然として人種差別や所得不平等、有権者の両極化などの問題に直面している」分析した。
この調査で、韓国は6位にランクインした。4位はドイツ、5位は英国、7位はフランス、8位は日本、9位・10位にはそれぞれアラブ首長国連邦、イスラエルが入った。
USニューズ&ワールド・レポートは「韓国は1960年代以降、地道に成長を続け、貧困の減少を経験し、現在は世界有数の経済大国の一つとなった」とした上で「世界最大規模の国民総貯蓄(GNS)と高い水準の外貨準備高を誇る」と説明した。さらに「ここ数年間、家計可処分所得が増加した」とした上で「国際連合、G20、東南アジア諸国連合、世界貿易機関など、多くの国際機関に加盟するなどしている」と紹介した。
日本については「世界で3番目に経済規模が大きい国」とした上で「世界最大の自動車、電子機器および鉄鋼生産国のの一つ」と説明した。また茶道など、伝統芸術や音楽、武術などで有名だと紹介している。
キム・ガヨン記者