尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の妻・金建希(キム・ゴンヒ)夫人が日本の有名建築家・安藤忠雄氏と新年に書簡のやり取りをした。大統領室の李宰明(イ・ジェミョン)副報道官が8日、明らかにした。
金建希夫人は今月1日に書簡を送り、4日後に返信が届いたという。金建希夫人は書簡に「以前、一緒に手がけた企画を通じ、建築により私たちの時代に投げかけようとしているトピックを深く取り上げることができました」「韓日両国の親密な交流に寄与する縁を続けていきましょう」と書いた。これに対して、安藤氏は金建希夫人が以前企画した展示に対する思いと共に、自身の建築哲学に共感してくれたことに対する感謝の意を伝えてきたという。
【写真】安藤忠雄氏が尹錫悦大統領の就任を祝って金建希夫人に贈ったスケッチ(写真=韓国大統領府)
展示企画者として活動した金建希夫人は2016年12月、ソウルの「芸術の殿堂」で「現代建築の父 ル・コルビュジエ展」を企画した際、安藤氏の特別セッションを開催し、同氏の作品を展示した。安藤氏は昨年、金建希夫人に尹大統領の就任を記念する贈り物として、「青いりんご」のオブジェ、最近の同氏のプロジェクトを説明した冊子、尹大統領夫妻の写真を使ったスケッチ、金建希夫人と撮影した写真などを贈ってきたとのことだ。
崔慶韻(チェ・ギョンウン)記者