大庄洞開発疑惑・金万培氏、中央日報幹部級記者の銀行口座に1億ウォン送金

大庄洞開発疑惑・金万培氏、中央日報幹部級記者の銀行口座に1億ウォン送金

 ソウル中央地検は11日までに、京畿道城南市の大庄洞開発疑惑で、事業会社、火天大有資産管理の大株主、金万培(キム・マンベ)氏(57)が2020年6月に中央日報の幹部級記者A氏の銀行口座に1億ウォン(約1040万円)を送金していた事実を新たにつかんだ。

 これまでA氏とキム氏の金銭取引は9000万ウォンとされていたが、さらに1億ウォンが明らかになった。

 A氏は9000万ウォンについて、自身がキム氏に貸した8000万ウォンに利子を加え、19年に返済を受けたと説明した。A氏は新たに判明した1億ウォンの性格や使途については答えなかった。

 検察はキム氏が大庄洞開発の民間事業者、天火同人1号から借りた473億ウォンの使途を追跡していたところ、問題の金銭取引を発見したという。検察は一連の金銭取引に代価性があるかどうか調べている。

 A氏は11日、「会社にこれ以上負担をかけることはできず、道義的責任を感じる」として辞表を提出し受理された。中央日報はA氏とキム氏による金銭取引について、12日に人事委員会を開き、懲戒を検討する予定だった。

パク・チョンヨプ記者

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