「買う人いるの?」と思ったら…韓国のコンビニで700万円の輸入車が本当に売れた

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 コンビニエンスストアが発売した旧正月(今年は1月22日)向けの「超高価贈答品」が、「コンビニでこんなに高い物を買う人いる?」という大方の予想を覆し、好調な売れ行きを見せている。

 大型スーパー、Eマート系列のコンビニ「emart24」は18日、旧正月の贈答品として発売した輸入車1台が17日に売れたことを明らかにした。売れたのはBMWの「502i MSP」で、6740万ウォン(約705万円)相当の商品だ。

【写真】コンビニに登場した「金の自販機」

 emart24の関係者はチョソン・ドットコムの取材に対し「車を購入したのは30代の男性で、ソウル地域の店だった」「(男性は)あちこち調べた上で、最も安く買える弊社の店を選んだと聞いている」と話した。

 emart24は、輸入車のオンライン販売プラットフォーム「カービー(carby)」と提携し、メルセデス・ベンツEクラスとBMW 5シリーズを販売。ベンツは最大で100万ウォン(約10万5000円)、BMWは最大で1200万ウォン(約126万円)安く売り出した。現時点で、さらに4人が輸入車購入を検討しているという。

 emart24では高価な車のほかにもテレビ2台、冷蔵庫4台、洗濯機3台など、100万ウォン台の家電製品も売れた。また、「うさぎ年」に当たる癸卯(みずのとう)年に合わせて発売したうさぎ模様のゴールドバー(金塊)も、1億ウォン(約1050万円)分が売れた。

 emart24サービスプラットフォーム・チームのキム・サンヒョン氏は「emart24で輸入車を販売するのは初めて」として「基本の割引価格にemart24独自の割引も適用したため、顧客にとっていい購入チャンスになったとみられる」と話した。

 セブンイレブンでも100万ウォン台の高価なワイン5本と高級ベビーカー2台が売れた。

 GS25は、高級ウイスキー「ダルモア21年」(178万ウォン=約18万6700円)が1本、「ブナハーブン25年」(129万ウォン=約13万5300円)が3本売れたほか、ゴールドバーは3億ウォン(約3100万円)分が売れたと発表した。

イ・ガヨン記者

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