韓米日への団体旅行禁止…中国で東南アジア旅行の検索数が急増

 中国では新型コロナウイルス感染症拡大防止を理由に制限していた自国民の海外団体観光旅行を来月6日から部分的に許可することにしたことから、タイなど東南アジア諸国の旅行に関心が寄せられていることが分かった。

 中国のオンライン大手旅行会社Ctrip(携程)の最高経営責任者(CEO)は「海外旅行パッケージツアー販売再開を告知して以降、自社プラットフォーム内の海外団体ツアー検索数があっという間に5倍も増えた」と明らかにした。北京青年報が24日、報道した。

 同CEOは「タイ、ベトナム、インドネシア、シンガポール、カンボジアのツアー検索数が最も多かった」と語った。中でもタイに行くツアーの検索数が430%増加し、最も関心が寄せられているという。

 中国文化観光省弁公庁は20日、「全面的防疫緩和政策に合わせて、来月6日から全国のオンライン旅行会社や実店舗で、指定された20カ国への中国国民の団体旅行と『航空券+ホテル』パッケージツアー業務を再開することをモデル的に許可する」と発表していた。

 中国人団体旅行が許可された20カ国は、タイ、インドネシア、カンボジア、モルディブ、スリランカ、フィリピン、マレーシア、シンガポール、ラオス、アラブ首長国連邦、エジプト、ケニア、南アフリカ、ロシア、スイス、ハンガリー、ニュージーランド、フィジー、キューバ、アルゼンチンだ。

 しかし、隣国である韓国と日本は現在、中国からの入国者に対する水際対策強化に伴うビザ制限でもめているため除外され、米国も外されている。

 こうした中、「厦門航空や海南航空といった中国の各航空会社が海外路線運航を再開したり、増便したりするため足早に動いている」と各紙が報じた。厦門航空の場合、20日から厦門-ホーチミン路線、27日から福州-シドニー路線をそれぞれ再開した上で、運航便数を増やす予定だ。海南航空は来月24日から北京-プーケット路線を再開し、広州-プーケット路線を新規就航させる予定だ。

 また、エールフランスは来月13日から上海-パリ直航便を再開するが、これは「エールフランスの上海行きの便がもはやソウルを経由する必要がないという意味だ」と北京青年報は伝えている。

ユ・ビョンフン記者

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