金正恩氏 平壌の住宅建設着工式に3年連続出席=今年初の現地指導

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は16日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が15日に平壌の住宅建設事業の第2段階建設の着工式に出席したと報じた。

 同事業は北朝鮮が2021年の党大会で発表した。21年から25年まで毎年1万戸ずつ、計5万戸の住宅を建設する方針だ。金正恩氏は昨年2月の第1段階事業の着工式と2021年3月の別の地区の住宅着工式にも出席した。3年連続で住宅建設の着工式に出席したことになる。

 金正恩氏は15日、温室農場建設の着工式にも出席した。

 今年に入り、金正恩氏の現地指導が報じられるのは初めて。経済難などで動揺する民心を安定させる思惑があるとみられる。

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