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トルコで8人を救出して第2陣と交代した大韓民国救助隊第1陣。帰国の途に就く際、涙をぬぐいました。韓国語で感謝の気持ちを伝えたトルコ人たちのビデオレターに涙したのです。9歳の少年も慣れない韓国語で救助隊に感謝の手紙を書きました。
ファン・ビョンジュン記者がお伝えします。
【TV朝鮮ニュース動画】つたない韓国語ビデオレターに涙…帰国の途に就いた大韓民国救助隊第1陣
(記者リポート)
十日間の救助活動を終えて帰国の途に就いた緊急救助隊員たち。機内でトルコ語ではなく韓国語が聞こえるや、涙をこぼしました。
「私たちの国に最も援助が必要な時、1万キロメートル離れた所から大韓民国救助隊が救いの手を差し伸べてくれました」
心のこもったトルコの人々の感謝の言葉に、感動の拍手がわき起こりました。
「私たちは韓国・トルコ両国の友好のため、長い年月をささげてきてくださった皆さんの兄弟として、皆さんが流した汗に感謝しています」
トルコに住む9歳の少年フセイン君も、インターネット翻訳機の助けを借りて、慣れない韓国語で手紙を書きました。
「このご恩をどうお返ししたらいいか分かりません」「大きくなったら立派な大人になって、韓国へ行きたいです」と感謝の気持ちを伝えました。
余震などの危険があるのにもかかわらず、隊員たちは健康上の問題もほとんどなく帰国の途に就きました。
(ウォン・ドヨン隊長 /大韓民国海外緊急救助隊)
「イスタンブール消防庁救助チームのある隊員が『私の祖父は韓国戦争(朝鮮戦争)に参戦した。韓国人と一緒に救助活動ができることになって感激した』と言っていました」
今は救助隊第2陣の隊員たちが現地に残り、復興のための支援事業に汗を流しています。
テレビ朝鮮のファン・ビョンジュンがお伝えしました。
(2023年2月20日放送 TV朝鮮「ニュース9」より)