【NEWSIS】2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3大会連続1次ラウンド敗退となった韓国代表チームが14日午後、仁川空港に到着した。韓国代表の李強喆(イ・ガンチョル)監督は空港で取材に応じ、全ての非難を自身が浴びる覚悟だと話した。
韓国は当初、オーストラリア、チェコ、中国を破って準々決勝に進出する計画だった。しかし、初戦のオーストラリア戦を7-8で落として計画に狂いが生じ、第2戦の日本戦は4-13で惨敗。結局2勝2敗で準々決勝進出を逃した。
【写真】WBC1次ラウンド最終戦で中国に22-2のコールド勝ちを収めた韓国代表
3大会連続で1次ラウンド敗退となった韓国代表は、世論の厳しい非難を浴びた。
李強喆監督は「申し訳ない。申し訳ないという言葉しか出てこない。他に何も思い浮かばない」と話した。
入国場で大勢の取材陣とファンを目にして驚いたのか、李監督は上気した顔でインタビューに応じた。
李監督は「昨日、試合終了後に選手たちと少しミーティングをした。選手たちは本当にしっかり準備したし、本当に過去一番といえるほど熱心に練習した。選手たちが早めに体を仕上げようとしたところ、このような結果になった。しかし選手たちは本当によくやってくれた。選手たちへの非難は控えていただけるとありがたい」と要請した。
李監督はまた、選手たちが元気を出せるよう後押ししてほしいと呼びかけた。
李監督は「これから、また野球をしなければならない。韓国プロ野球(KBO)リーグも戦わなければならないし、今年はアジア大会もある。選手たちにいい話をしていただけるとうれしい。私が至らないせいでこういう結果になった」と話した。
さらに「ソ・ヒョンジュン、李義理(イ・ウィリ)ら若い選手たちはよくやってくれた。選手たちが実力通りのボールを投げていればいい結果が出ていたと思うが、残念だ。選手たちの方が私より悔しいだろう。これも実力だろうが、これから経験を積んで、(そして皆さんが)もう少し待っていただければ、選手たちは成長していい結果を出せるはず」と語った。
選手たちはうつむいたまま足早に入国場を後にした。米大リーグで活躍する金河成(キム・ハソン)とトミー・エドマンは韓国には入国せず米国に向かった。
ムン・ソンテ記者