韓日両国、サプライチェーン協力の基礎構築…「ホワイトリスト」も再指定へ

 両国はホワイトリストに相手国を再び含める方向で緊密に話し合うことを決めた。ただ、日本の閣議決定と韓国産業通商資源部の告示改正が必要であり、やや時間がかかるとみられる。李長官は「ホワイトリスト除外は両国がそれぞれ取った措置で、制度変更のためには意見集約など法的手続きと時間が必要だ」と説明した。産業通商資源部関係者は「ホワイトリスト復帰時点を予見するのは難しい。法的に意見集約手続きが必要で、両国が共に(問題を)解消しなければならないため、緊密に協議を進めたい」と話した。日本の経済産業省も双方のホワイトリスト復帰について「対話を続ける」とした。

 韓国の産業通商資源部と日本の経済産業省は今月6日、韓日政府が輸出規制の原状回復に向けた協議を行う方針を発表後、今回の政策対話を開いた。輸出管理体制、制度運用、事後管理などに関する意見交換が行われた。

 韓国政府関係者は「両国はけさ(16日朝)まで協議を進めた。(輸出規制など)懸案が解決されたのは尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領による今月1日の韓日関係に対する言及も役立ったと思う」と話した。尹大統領は三一節の記念演説で日本を「協力パートナー」と位置づけた。その後、韓日当局による経済正常化交渉に弾みが付いた。

趙宰希(チョ・ジェヒ)記者、キム・ドンハ記者

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