ソウルこども大公園から脱走したシマウマ、3時間後に捕獲

麻酔銃7発で

 ソウルこども大公園で「おり」を壊して脱走し、住宅街を歩き回っていたシマウマ1頭が脱走から3時間後に捕獲された。消防当局・こども大公園などが23日に明らかにした。

【動画】ソウル都心に出没した脱走シマウマ

 消防当局などによると、同日午後2時50分ごろ、ソウル市広津区にあるこども大公園からシマウマ1頭が脱走したとのことだ。脱走したのは2021年にこども大公園で生まれたシマウマで、おりに設置されていた木製の台を壊して脱走したという。その後、シマウマは広津区内の住宅街に出没し、これを目撃した人々がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などにシマウマの写真を掲載して注目された。

 シマウマ脱走直後に通報を受けた警察と消防は、こども大公園の飼育員らと共にシマウマ捕獲に乗り出した。現場に出動した警察と消防は住宅街に安全フェンスを設置し、生け捕りにするための作業を行った。

 消防によると、麻酔銃を7回にわたって撃った結果、同日午後5時58分ごろ、シマウマは無事捕獲されたという。その後、シマウマはこども大公園で準備した1トン・トラックに乗せられ、こども大公園に運ばれた。

 消防関係者は「現在まで人命および器物の被害は認知していない」と明らかにした。

キム・テホ記者

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  • ▲23日午後、ソウル市広津区の住宅街で、こども大公園から脱走したシマウマの捕獲を試みる消防隊員たち。写真=読者

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