【NEWSIS】韓国の製菓会社オリオンの中国法人、好麗友食品が調製粉の材料を中国に輸入する際に関税番号を誤って申告し、関税を逃れたとして12万2500元(約234万円)の罰金を科された。現地紙・新京報などが27日報じた。
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報道によると、好麗友食品は昨年8月、3回にわたり調製粉計13万5000キログラムを輸入し、天津東江税関と天津新港税関に関税番号を「1901200000」と申告した。この関税番号の税率は輸入関税が10%、増値税(付加価値税)が13%で、CIF(運賃保険料込み条件)価格は11万4075ユーロ(約1619万円)だった。
しかし、税関による調査の結果、好麗友食品が輸入した調製粉は輸入関税40%、増値税9%の税率が適用される関税番号「1102200090」で申告すべき物だった。このため、好麗友食品は関税番号を誤って税関に申告し、関税22万2900元を逃れたと指摘された
好麗友食品は関税番号の申告を誤り、税関から行政罰として罰金を徴収されたとし、遺憾の意を表明。「再発防止のため、天津税関の業務指導と行政処罰を全面的に受け入れる」と表明した。
イ・ジェジュン記者