全身にラッカースプレーかけられた3匹の子犬に韓国ネット悲痛

全身にラッカースプレーかけられた3匹の子犬に韓国ネット悲痛

 【NEWSIS】赤いラッカースプレーを全身にかけられて捨てられた子犬3匹が人々の胸を痛めている。

 捨てられた動物を保護する施設のボランティアAさんは23日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の自身のアカウントに「誰かに、全身にラッカースプレーをかけられた子(犬)たちが保護されてやって来た」「(子犬たちは)おとなしくて、逃げられずにじっとしていて、されるがままだったようだ」と投稿した。Aさんがこの投稿と共に掲載した写真には、赤いラッカーが全身にかけられた3匹の子犬が写っている。

【写真】全身に赤のラッカースプレーをかけられた子犬たち

 Aさんは「センターではこのような行為を『虐待と見なすのは難しい』として、(子犬たちを捨てた飼い主について)特に調査しないそうだ」「虐待関連で調べるには、傷がなければならない」「『ラッカーのせいで子犬たちが病気になるかもしれないのでは』と言ったら、『それを調べるため病院に行かせる』と言われた」と説明した。

 Aさんはさらに、「一度(このような行為を)した人間は、また平気でこういうことをする可能性がある」と書いた。Aさんによると、子犬たちは現在、慶尚南道昌原市の捨てられた動物を保護する施設に入所しているという。3匹のうち1匹は里親が見つかり、引き取られたとのことだ。だが、残りの2匹はまだ里親が見つかっておらず、このまま見つからなければ安楽死処分される恐れもあるという。

 子犬たちの境遇を、多くのネットユーザーたちが嘆いている。「ものを言えないからと言って、動物をむやみに扱ってはならない」「写真を見るだけでもかわいそうになる。何かにおびえているような目をしている」「誰が捨てたのか分からないが、必ず天罰を受けますように」「こうしたケースも動物虐待として処罰する方法を作ってほしい」などのコメントが相次いでいるとのことだ。

クォン・ソヨン記者

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