【ソウル聯合ニュース】韓国大統領として１２年ぶりに米国を国賓訪問する尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領を招いて来月末に開かれる国賓夕食会で、韓国女性グループ、ＢＬＡＣＫＰＩＮＫ（ブラックピンク）の公演が推進されていることが、２８日分かった。
バイデン米大統領夫妻の招待により開催される夕食会で、ＢＬＡＣＫＰＩＮＫと米ポップスターのレディー・ガガに対しコラボレーション公演が打診されているという。
ＢＬＡＣＫＰＩＮＫとレディー・ガガは、２０２０年６月に発表されたレディー・ガガの６枚目アルバムの収録曲「Ｓｏｕｒ Ｃａｎｄｙ」でコラボしたことがある。
韓国大統領室の関係者は、聯合ニュースの取材に対し「まだ決まっていない」と述べるにとどめた。別の関係者は、夕食会は招待国が主催する行事であり、全体的な内容や出席者との交渉も米国側が主導していると説明した。
一方、ＢＬＡＣＫＰＩＮＫの所属事務所、ＹＧエンターテインメントは「（国賓夕食会への参加の）提案があったのは事実で、前向きに検討している」と明らかにした。
現在ワールドツアー中のＢＬＡＣＫＰＩＮＫは、夕食会が予定されている来月２６日にはメキシコの大規模スタジアムで公演を行う。
バイデン政権の発足後に米国で国賓夕食会が開かれるのは、昨年１２月に米国を国賓訪問したフランスのマクロン大統領に続き２人目。当時の夕食会には、政界や財界、芸能界などから約３４０人が出席した。