「自動車業界のオスカー賞」ワールド・カー・アワード最高賞に現代自アイオニック6

 韓国・現代自動車の電気自動車(EV)「アイオニック6」は6日、「ワールド・カー・アワード(WCA)」で総合最高賞となるワールド・カー・オブ・ザ・イヤーをはじめ、設計の最高賞ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー、EVの最高賞ワールド・エレクトリック・ビークルを含む3冠王に輝いた。WCAは「自動車業界のオスカー賞」と呼ばれるほど権威のある賞だ。

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 ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーは北米と欧州でのカー・オブ・ザ・イヤーと共に世界3大自動車賞に数えられる。全世界100人以上の自動車専門家が審査委員として加わり、年間で最高の車を選ぶものだ。

 アイオニック6はBMWの「X1'(iX1)」、起亜のニロと共にワールド・カー・オブ・ザ・イヤーの最終候補に残り、受賞が決まった。現代自グループによる受賞は2020年の起亜テルライド、22年の現代自アイオニック5に続き3回目だ。

 さらに、起亜「EV6 GT」も高性能車に贈られる「ワールド・パフォーマンス・カー」に選ばれた。現代自グループのモデルが全6賞のうち、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーを含む4賞を受賞した。残りの2部門はワールド・アーバン・カーがシトロエンC3、ワールド・ラグジュアリー・カーがルシードエアだった。

崔炯碩(チェ・ヒョンソク)記者

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  • ▲アイオニック6/現代自提供

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