モーテルを借り上げ売春あっせん…警察が業者50人を摘発 /ソウル

あっせん業者9人を含むモーテル経営者など25人を送検

モーテルを借り上げ売春あっせん…警察が業者50人を摘発 /ソウル

 地下鉄2号線ソウル大入り口駅周辺で宿泊業者と組み、売買春などをあっせんしていたグループが相次いで検挙された。グループは売買春などのあっせんで150億ウォン(約15億4000万円)の利益を得ていたことが分かった。

 ソウル警察庁風俗犯罪捜査チームは16日、9人の売春あっせん業者を性売買処罰法と職業安定法違反の容疑で検察に送致したと発表した。売春に使われたモーテルの経営者や従業員など25人、さらに売春に従事した女性15人は性売買処罰法違反容疑で在宅で書類送検した。警察は逃亡したあっせん業者1人を追跡している。

 警察によると、グループはソウル市冠岳区周辺の歓楽街にある15のモーテルから部屋を借り上げ、客がモーテル代と売春の代金を支払えば女性を部屋に送る「旅館バリ」と呼ばれるシステムで売買春をあっせんしていたという。モーテルの経営者とあっせん業者はこのような不法行為で以前から共生関係にあったことも分かった。

 警察は売買春が行われた三つのモーテルの建物などの没収保全を起訴前に申請し、犯罪収益金150億ウォンについては課税資料を国税庁に送る予定だ。

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