MLB:大谷7号弾、最高到達点50メートル・滞空時間6.98秒だった

今季MLB最長滞空時間を記録

 大谷翔平(28)=ロサンゼルス・エンゼルス=が今季の米大リーグ(MLB)で最も長い時間空中にとどまる特大のホームランを放った。大谷は1日、ミルウォーキー・ブルワーズとのアウエーゲームに3番・指名打者(DH)で先発出場し、3打数1安打を記録した。大谷が打った1安打はホームランだった。大谷はチームが1-0でリードしていた3回2死の場面で、相手先発投手コリン・レイの初球を打ち返し、センターフェンスを越えるホームランを放った。

【図】ますます磨きがかかる大谷のスイーパー

 大谷が打った打球をスタジアムにいた選手・コーチングスタッフ・観客全員が長い間見つめなければならなかった。そのボールは6.98秒間も空中にとどまっていたからだ。大リーグ公式サイト「MLBドットコム」によると、これは今季出たホームランの中で最も長い滞空時間だという。一般的なホームランボールの滞空時間は4-6秒程度だとのことだ。大谷が打ったボールは空中に162フィート(約49.48メートル)の高さまで上がり、2015年の打球追跡システム導入以降で最も高く上がったホームランボールとしても記録された。エンゼルスのフィル・ネビン監督は「大谷が打ったボールは電光掲示板に当たるだろうと思って、ずっと待っていた」「こんなボールは見たことがない。大谷は特別だ。我々は毎日、大谷の新たな姿を見ている」と語った。

 エンゼルスは大谷のホームランでブルワーズに3-0で勝ち、アメリカン・リーグ西地区3位(15勝14敗)をキープした。大谷は今季、打者としては打率2割9分4厘、7本塁打、18打点をマークし、投手としては4勝0敗、防御率1.85を記録している。

キム・ヨンジュン記者

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